こだわります。BGM。
- ヒラヌマ
- 2018年2月16日
- 読了時間: 4分
久しぶりの更新です。いまだ三日坊主ならず。
いま電撃文庫の新人賞向けに武〇〇姫とF〇:〇と空飛ぶ方のACを合体させてチャッ〇ーにしたようなラノベを書いてるのですけど、自分ってよく考えたら戦闘機はともかくフィギュア何も知らねえってことで投げ売りされてたアーキテク子さんとFAのスティレット購入して水張った洗面器に食器用の洗剤ぶっかけたウォッシングから(以下略
呪いの藁人形のメカ版って、こんなに書くの難しいのですね……。
近況報告、終了。
ところで、私はよくフリゲを遊びます。
ネフェシエルとかイストワールとかヘレンとか、Ruinaやシルフェイドもそうですし、ちょっとマイナーなところだとSAVAGEにBLACK LABOにスティルメイト、etc...
ウディタもジャンルを問わなければいいものが多いです。ここ数か月で見つけた中にも個人的に面白かったフリゲが二つ三つあるのですが、だいたいR-18(G付き多し)なので名前を出しにくいのが苦しい。
高確率で「信者乙」となるので大声では言えませんが、昔からフリゲが大好きです。
特にBLACK LABOおすすめ。鬼ごっこホラー万歳。
閑話休題。
フリゲ、とりわけツクールゲーを条件反射で嫌う人がいます。
確かに2000でRTP素材は見飽きたなどとよく言われますし、裏ネタでもないのにVXで主人公が「ラルフ」だとぶん投げたくなるのは分かります。というか昨日ぶん投げました。
しかし。
しかし、です。
それでもツクール抜きで、フリゲの歴史は語れません。
で、プレイしているとまれによくある「BGM被り」という現象がございまして。
個人のゲーム作りは何かと配布素材を使うため、ツクールゲーでクオリティを上げようとすると、おのずと使われる画像やアニメーション、BGMは大手のものに絞られていきます。
たとえば魔王魂。
たとえば煉獄庭園。
たとえばFREEDOM HOUSE 2nd。
手っ取り早くド定番の大手を使うか、ちょっと外れたあのサイトやこのサイトをつまみ食いするか。あるいは潰れたサイトの404にもめげずに保管所らしきものを探したり。
システムで差別化しようにも、自作なんてよっぽど無理っていう人が大半です。
ですから「このラスボス、あのゲームの中ボスと同じBGMじゃね」とプレイヤーが萎えるのを避けるためにも、ゲーム制作者はひねもすがらオリジナリティを求めて素材屋をめぐり続けるのです!(ソース無し)
・・・まあ。
そんなこんなで巷のフリゲの多くは容量とかを抑えるためにフリーのMIDI音源を使っているのですが、これがまた最近のパソコンと相性がいけない。
Win8以降のMSマシンではMIDIマッパー(音色の選択機能)が消えて、悪名高き"MSGS"でぺぺぱぷと鳴らすだけになりました。Win10版のMSGSは多少マシになったという噂もありますが、やっぱり長く聴いていると耳がキンキンします。
もちろん中にはGENETOSみたいにMSGSの本気を見せてくれるフリゲもありますが、今どきのパソコンでelonaやRuinaあたりをやると、音で古臭さを感じてしまうのが現実。
はい。本題はいります。
それを回避してくれるのがこちら、VirtualMIDISynth。
細かい説明は省きますが、これとsf2やsfzのファイルがあれば、いくらでも音質にこだわれるようになります。好きな音でフリゲ。今からあなたもミックス職人。ゲームを変えれば音色も変える。長年のマンネリとも今日でおさらばです。楽しみ増えるよ、やったねたえちゃん。
しかもこのソフト、MIDIファイルをmp3やWAVEで出力できるため、フリゲを制作するのにも大活躍してくれるのです! たぶん。
ちなみに音色ですが、私は Arachno SoundFontをVienaでいじったものを使ってます。
このサウンドフォント、オールインワンになったものとしては最高峰のピアノ音源を搭載していまして。ぶっちゃけブラスと一部のストリングスは要改善ですけど、とにかくピアノひとつですべて許せちゃうくらい凄い。
オーケストラヒットがキレッキレなのもポイント高いです。
とりあえずArachnoをDLしたら、OboeとFrench Horn、Timpaniを適当なやつと替えるだけでだいぶ変わります。あとは好みのままFluidあたりから音色を引っ張ってきたりとか。
ついでに私はウェットなドラムの音が好きなので、デフォルトの音をそこらで拾ったハードロック系のドラム音源を少しリバーブさせたものと差し替えています。
たまに8bitのピコピコ音で往年の名作をプレイしますが、これも楽しいですね。
ウディタのゲームは音源をいじれないので、少し残念ですけれども。
とにかく。
一風変わったフリゲ体験をしたいのなら音楽にこだわろうぜというお話でした。
VirtualMIDISynth、お暇があればぜひどうぞ。
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