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レビュー: ブロッカーズ フィオーレ "ヴィオラ"

  • 執筆者の写真: ヒラヌマ
    ヒラヌマ
  • 2019年1月25日
  • 読了時間: 5分

最近、愛知県尾張は名古屋市に参る機会がございまして、名古屋っつったらビックカメラとボークスじゃろと、もののついでに矢場とん食いつつ、通り挟んだ向かいの名古屋ボークス行って買ってきました。


で、購入したのがこちら。


ブロッカーズのフィオーレシリーズ第四弾のヴィオラです。

青髪ポニテは大正義。

付いたまんまの値札のせいで勢いと寝起きのテンションで撮ったのバレバレですね。反省。


ついでにエバーグリーンのプラ棒やスジ彫りガイドもいくつか買っておりまして、むしろそちらが立ち寄ったメインの目的だったりしたのですが、またそれは後日にでも。


現状、検索しても誰もブログでのレビューをやっておらず、「今なら私が一番乗りじゃね?」という不純な動機で当記事を書く次第でございます(ブログの文体をすっかり忘れてるのでリハビリしなきゃですし)。


さて、組みました。



組んだ時点でレビューする予定はなかったので、髪へのスジ彫り、スジを立たせるための簡単なウォッシングとチークをその場のノリで施しています。

髪型と色合いで、どこぞのヅカ系ケンタウロス型MMS思いだしますね……。


ランナーは18枚(うち印刷なしフェイスパーツ1枚)、組み心地としてはマシニーカ+フレズヴェルクといった感じの構成で、HGのガンプラとたまに1/72のAFVで遊ぶ程度の私で3時間ちょっとかかりました。


体型としては、FA:Gとだいたい同じ全高で、若干頭身が上がった感じでしょうか。脚にけっこう派手な内向きのアールがかかっていて、素立ちの時点でちょっとセクシーです。

首パーツと腰の造形に関しては、かなり美しいと思います。骨盤まで浮き出てて、わりとリアルな塗装しちゃっても合いそうな感じです。


コンパチは腰後部の黒いジョイント部と胸パーツで、腰はX字の向き違いと丸の3種から選べます。胸は……まあ後述します。

ついでに手首がPOMとABSで選択式なので、塗装するならABS、強度求めるならPOMと組む目的に合わせられるのは嬉しいところ。


肘と膝も二重関節なので、手足の可動に関してはこのサイズの美少女プラモで一番良いのではないでしょうか。正座と開脚もしっかりできました。

ハンドはサムズアップ、武器持ち手、表情付きの平手、そしてハート手です(汚部屋失礼)。


なんかレティシア発売より先に指ハートをゲットできて、個人的には嬉しかったのですが、向こうを買う予定もあったのでううむ……代わりにグライフェンでも買いますかね。

しかしその前にガンプラの塗装が残ってるので、まあ。はい、考えます……。


では武装を説明書通りに取り付けてみます。

顔パーツも取り換えたのですが、やんちゃな表情がなかなかよろしい。

青と白黒のスリートーンでかっちりしていたのが、メインに赤が入って一気に攻撃的な雰囲気に変わるのが面白いです。

一部の塗り分けはデカールが入っているので、そちらか塗装でやる感じでしょうか。

装甲パーツのギラつきが少々きつかったため、写真では薄く溶いた水性ホビーカラーのパープルでフィルタリングしてます。すぐ剥がせますし、最近マイブームの方法です。


背中にはサンボルのフルアーマーガンダムみたいなサブアームが二つ付いているので、盾とか銃とか持たせても楽しそうな気がしました(もっとも接続はX字軸なのでMSGとかは使えませんが……)。

胸もX字のダボ軸の有る無しで装甲パーツを選べるので、上に薄めのパーツ組んで胸にのぞく十字架レリーフ! みたいな組み換え遊びもできそうです。


付属武器ですが、剣剣アンド剣ついでに熊手! の脳筋仕様でした。

これは元のブロッカーズにV-RAID(ブレイド、で読みは良いのかな?)というロボプラモがあり、それを擬人化したのがこの子だから、らしいです。

説明書には組み換えパターンとして、そちらとのミキシングが載ってました。これなんてアーキテk以下略


ただ、武装に関してはプラ同士(ABSではなくポリスチレンです)をかみ合わせるので、かなり摩耗や破損が心配になりました。実際、私は左手のクロ―のはめ込みでポッキリやらかして、写真ではマスキングテープで無理やり留めてます。


ところで胸パーツですが、パケ絵の再現用なのか「肌色一色」のかなりけしからんパーツが選べます。これだけなら「ああ服が装甲に変わっただけか」で済むのですが、


この子の初回限定が「クリアパーツの装甲」でして。


いや、やりませんよ。一応ここ健全なブログですしそもそも安直なエロで釣るのはアフィリエイトみたいなお金の入るところのやることですしおすしおおっと手が気が付いたらニッパー握ってああ限定パーツのランナーに! ランナーに! なにするだー

表情は泣き顔、ウインク、不敵顔、通常の4つと、何も無いのっぺり顔が4つでした。


  • まとめ(と言うか注意点)


ブロッカーズというと工作精度がビミョーなイメージがありましたが、私の購入した個体では、軸合わせはつま先と武装の一部だけで済みました。

あえて言うならダボ軸の先端が残ったバリで太っているパーツがいくつか見られたので、組んではまらなかったときは、軸の先端をニッパーでとがらせると良いと思います。

穴側を広げる棒やすりもあると安心かな……? 

とにかく、ちょっと固かったらすぐ調整する癖が必要です。


あと、とにかくポリスチレンが硬いですね……。

ガンプラでよくガンダムのアゴとかに使われる硬い赤いパーツがありますが、あれのパキッと割れるような感じが、こちらのポリスチレンランナーのほとんどにありました。

ゲート処理はしっかりやらないと切り口が白化しちゃいそうです。

一部のダボ軸へランナーが真横から繋がってるという金型設計なのも、組みにくさの理由なのかなと。


ついでに武器の剣ですが、モールドがダルダルの極みなのはちょっといただけませんでした。

さっきの撮影も、見える剣をすべてサンドペーパーで研ぎました。特に中くらいのガンブレードみたいな剣は完全にエッジが無くて、そのまま飾るのはちょっと厳しいです。


探せば上記のような難点はありますが、全体として、キットの出来は上々でした。

前のプリムラではパーツの脱落が頻発し、機構面でもガバッとジョイントを見せるような無茶な可動をさせてたことを考えると、ヴィオラはほとんどそういった破綻が解消されています。

何より、この頭身好きなんですよ……個人的に。布教したくなって記事を書く程度には。


まあ、どこかでボークスに寄る機会があるなら、今回は充分に買いじゃないかなぁ、と思います。

最後にオリジナル組み換えで〆ます。ありがとうございました。


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